明るく元気でおてんばで、ものすごく天然な女の子。
人懐っこい性格でいつもにこにこしている。
意外と酒豪で、「永源 将之」とは波長が合うためよく酒をかわす。暗い過去を持つ。
「平井 寿治」が幼い頃に慕っていた少女だが、平井を含む本人達はそのことに気づいていない。幼い頃に少年(平井)からもらったガラスでできた飾りを帯紐に付けて大切にしている。幼いとき、山の廃寺で少年と遊び、忘れ物のガラスを取りに戻ると、山賊に連れ去られてしまった。そこで帰りたいと強く願い、ガラスを持つ手に力を込めると、「歴史の神」が現れ、「遣使」(けんし)の使命を全うすることを条件に、「歴史の神」の力で山賊をはねのけ帰路に就くことができたが、少年との関係は一旦途絶えてしまった。山賊に連れ去られたトラウマを隠すように無理に明るく振る舞ってしまうふしがあり、そのことは「北野原 常磐」だけが気づいている。
襲撃された御所からの脱出
鎌倉幕府を打倒する計画が幕府側に察知され、窮地に立たされた後醍醐天皇。御所に押し寄せてきた幕府の軍勢には『闇の者』が紛れている。遣使(けんし)・北野原常磐は、後醍醐天皇と共に『闇の者』と戦い、安全な場所を目指すのだった。