福島県会津若松市にある「若松城」(わかまつじょう)。地元では「鶴ヶ城」(つるがじょう)の名で親しまれていますが、同じ名前の城が他の地方にもあるため、全国的には「会津若松城」(あいづわかまつじょう)と呼ばれています。旧称は「黒川城」(くろかわじょう)。1868年(慶応4年)の「戊辰戦争」(ぼしんせんそう)の際には、新政府軍の猛攻を受けながら、1ヵ月に亘る籠城戦を耐え抜いた難攻不落の城として知られています。
2011年(平成23年)には、史実に基づいて天守の屋根を日本で唯一の赤瓦葺(あかがわらぶき)に葺きなおす改修工事が竣工。会津若松城は、「日本100名城」に選定されている他、約1,000本の桜が城周辺を彩る「鶴ヶ城公園」は「日本さくら名所100選」にも選ばれています。