山口県下関市にある「忌宮神社」(いみのみやじんじゃ)は、城下町エリアである長府(ちょうふ)の中心に位置している神社。第14代「仲哀天皇」(ちゅうあいてんのう)が九州南部で大和朝廷に反抗していた「熊襲」(くまそ)平定に赴いた際に、7年間滞在し、政務を執られた「行宮」(あんぐう:一時的な宮殿として建設・使用された施設)である「穴門(長門)豊浦宮」(あなとのとよらのみや)跡にあります。主祭神は「神功皇后」(じんぐうこうごう)、仲哀天皇、「応神天皇」(おうじんてんのう)。当社は、「古事記」や「日本書紀」にも記載が残る歴史と伝統を誇る神社です。
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