※この写真は倉敷刀剣美術館様からご提供いただいております。
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- 鑑定区分
- 特別重要刀剣
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- 時代
- 鎌倉時代 初期
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- 制作国
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- 刀工
- 正恒
岡山県倉敷市にある「倉敷刀剣美術館」の歴史について、ご紹介します。
「倉敷刀剣美術館」は、2002年(平成14年)に、岡山県倉敷市茶屋町に設立された私設美術館です。
倉敷市は、かつて備中国(現在の岡山県西部)青江と呼ばれた土地。青江と言えば青江刀が有名で、刀剣の産地として発展していました。それなのに、当時、倉敷市には青江刀を観賞できる美術館がなかったのです。
そこで、現在倉敷刀剣美術館の館長で、刀剣商「刀剣佐藤」代表理事を務める「佐藤均」(さとうひとし)氏が発起して誕生したのが、倉敷刀剣美術館。
建物は旧地方銀行だったという2階建ての瀟洒な洋館で、1階では企画展覧会が開催される他、青江刀、備前刀などの古刀を展示。2階では新刀、新々刀、「加州清光」など、館長選りすぐりの刀剣約100振が常設展示されています。
また、美術館スタッフに声を掛ければ、事前予約がなくても刀の解説を聞くことができたり、展示されている日本刀を手に持って観賞できたりするのも魅力です。
倉敷刀剣美術館は、青江刀、備前刀を中心に、所蔵刀は約1,500振。
注目したいのは、特別重要刀剣「太刀 銘 正恒」です。古備前の名刀と言われながらも、青江刀の頂点と見なされた至高の1振(常設ではないため、事前に展示情報をご確認下さい)。
小規模ながら、青江刀や備前刀の素晴らしさを体感できる、アットホームな美術館です。
倉敷刀剣美術館の収蔵作品をご紹介します。
※展示内容は時期によって異なります。
倉敷刀剣美術館の施設情報です。「この施設の詳細を見る」ボタンからより詳しい投稿情報をご確認いただけます。
所在地 | 〒710-1101 岡山県倉敷市茶屋町173 |
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電話番号 | 086-420-0066(代) |
交通アクセス | 瀬戸大橋線「茶屋町駅」下車、西口より徒歩4分 |
営業時間 | 10~16時30分(入館は16時まで) |
休館日 | 毎週月曜日 ※月曜が祝・祭日の場合は翌日休館 |
駐車場 | 有り |
入場料 | 1,000円(1年間有効のパスポート制) ※危険防止のため、小学生以下のお子様は入館不可。 |
公式サイト | https://www.touken-sato.com/index.html |
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