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当鎧は岸和田藩主であった岡部家伝来の鎧です。
岡部家は松平康映(まつだいらやすてる)の妻の父にあたる岡部宣勝(のぶかつ)が、高槻藩(たかつきはん)から岸和田藩6万石で入封(にゅうほう)して以来、明治まで所用し、明治17年に子爵となり華族に列しています。室町時代・戦国期を代表する実践的な当世具足で、希少価値の高い鎧です。
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