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くろうるしぬりほんこざねこんいとおどしにまいどうぐそく(だてけでんらい)
本甲冑(鎧兜)は伊達家伝来の紺糸縅二枚胴具足です。紺糸縅の紺は「褐色」(かちいろ)とも表記され、転じて「勝色縅」と呼ばれていました。武士には最も愛された色彩です。
袖には魔力に対抗すると言われる朱色が使用され、兜は古式の造形で星(鋲)は大きく打ち据え、前立は剛勇を表す鬼面で威嚇しています。
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