絵画
未査定
たけぞの たいしょうてんのうそくいしょうぞくがふく 竹園 大正天皇即位装束画幅 /ホームメイト
本掛け軸は、「大正天皇」の即位の礼における装束を描いた絹本(けんぽん:絹地に描かれた書画)を配した1幅です。即位の礼は、1915年(大正4年)11月に「京都御所」(京都府京都市上京区)で執り行なわれました。
大正天皇の在位は1912~1926年(大正元年~15年)。幼少の頃より病気がちでしたが、生涯一夫一妻を貫いて、実質的に皇室の側室制度を廃止。子煩悩で家庭的な一面があったと伝えられています。
本掛け軸の絹本に記されている文字は「竹園謹写」(たけぞのきんしゃ)。「竹園」は作者名と考えられていますが、当時、「竹園」が名前に含まれる画家は複数活動していたため、作者については明確になっていません。
また「謹写」とは、謹んで写させていただくという意味で、尊い存在を描く(書く)ときに使われています。