• 重要美術品
  • 鎌倉時代 後期

たち めい しょうあんさんねんしがつじつ つねみつ

太刀 銘 正安三年四月日 恒光 /ホームメイト

太刀 銘 正安三年四月日 恒光

本刀が、国の重要美術品指定を受けた当時、その所有者は、侯爵「池田仲博」(いけだなかひろ)氏でした。江戸幕府第15代将軍「徳川慶喜」(とくがわよしのぶ)公の5男であった仲博は、のちに池田侯爵家の婿養子となり、同家を相続、襲爵し、その14代当主となっています。

恒光は、古備前の中でも正恒(まさつね)の系統に属しており、平安時代末期頃より、「正恒」銘を切る刀工が数代続いていたと見られています。

本太刀には、「正安三年」(1301年)の年紀が入っており、作風も古調です。その姿は腰反り高く、小鋒/切先で優美であり、古備前が平安時代末期から鎌倉時代末期まで継続したことが立証される、とても貴重な1振だと言えます。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
重要美術品
時代 時代
鎌倉時代 後期
刀剣種別 刀剣種別
太刀
銘
正安三年四月日
恒光
刀工 刀工
恒光
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
備前伝(備前国/岡山県)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
因州池田家→
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
展示場所 展示場所
長さ 長さ
(cm)
69.7
反り 反り
(cm)
1.9

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