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  • 鎌倉時代

いちびしゅうよしおかのじゅうさこんしょうげんきのすけみつ
げんおうにねん かのえさる じゅういちがつひ

薙刀 銘 一備州吉岡住左近将監紀助光
元応二年庚申十一月日 /ホームメイト

薙刀 銘 一備州吉岡住左近将監紀助光 元応二年庚申十一月日

本薙刀は、鎌倉時代末期に備前国(現在の岡山県東部)で活躍した刀工「助光」(すけみつ)が作刀した薙刀です。

本薙刀の各寸法は、長さが56.7cm、反りが2.7cm、元幅が3.3cm、長は60.9cm。表側には「一備州吉岡住左近将監紀助光」、裏側には「元応年庚申十一月日」という銘文が記されています。

鎌倉時代末期に制作された薙刀の典型で、同時期に作られた薙刀の年紀作は珍しいため、史料的に貴重な1振です。江戸時代加賀藩前田家に伝来したと言われており、現在は個人蔵となっています。

本薙刀の制作者である助光は、「吉岡一文字」派の刀工です。助光が制作した刀剣は、最も技量が優れていると言われており、高い評価を得ています。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
国宝
時代 時代
鎌倉時代
刀剣種別 刀剣種別
薙刀
銘
一備州吉岡住左近将監紀助光 元応二年庚申十一月日
刀工 刀工
助光
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
備前伝(備前国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
前田家
個人蔵
展示場所 展示場所
個人蔵
長さ 長さ
(cm)
56.7
反り 反り
(cm)
2.7

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