• 特別重要刀剣
  • 安土桃山時代

かたな めい えちごのかみふじわらくにとも

刀 銘 越後守藤原国儔 /ホームメイト

刀 銘 越後守藤原国儔

「国儔」は、日向国飫肥(ひゅうがのくにおび:現在の宮崎県日南市飫肥)出身で、「新刀の祖」と称される名工「堀川国広」(ほりかわくにひろ)の甥であったと伝わっています。

上京を果たして国広の門人となった国儔は、国広の代作を行なっただけではなく師範代も務め、越後守を受領しました。そして、後進の育成にも力を入れ、「大坂新刀の祖」として有名な名工「河内守国助」(かわちのかみくにすけ)、「和泉守国貞」(いずみのかみくにさだ)の指導にもあたっています。

国儔の作風は、堀川一派の中では最も穏やかで、本刀についても、直刃調に浅く湾れた(のたれた)刃文で、その特色をよく示しています。なお、本刀は、「日本美術刀剣保存協会」発行の「刀剣美術」2006年(平成18年)号の巻頭を飾った名品です。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別重要刀剣
時代 時代
安土桃山時代
刀剣種別 刀剣種別
打刀
銘
越後守藤原国儔
刀工 刀工
越後守藤原国儔
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
その他(山城国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
展示場所 展示場所
長さ 長さ
(cm)
76.2
反り 反り
(cm)
1.5

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