• 特別重要刀剣
  • 安土桃山時代

かたな めい ひぜんこくじゅうにんいよのじょうみなもとむねつぐ

刀 銘 肥前国住人伊予掾源宗次 /ホームメイト

刀 銘 肥前国住人伊予掾源宗次

初代「伊予掾源宗次」(いよのじょうみなもとのむねつぐ)は、長瀬村の天満宮で神職に従事する家柄の生まれで、その本名は「境三右衛門」(さかいさんえもん)と言います。佐賀藩(さがはん:現在の佐賀県佐賀市)初代藩主「鍋島勝茂」(なべしまかつしげ)に仕え、1606年(慶長11年)に伊予掾(いよのじょう)を受領。のちに伊予大掾(いよのだいじょう)を授与されています。

肥前刀は山城伝法を用いていますが、宗次の作風は、肥前刀工でありながら、(にえ)本位で賑やかな乱れを焼き、金筋砂流しがかかる相州伝風、特に志津風が示されています。また、従来の肥前刀とは異なり、差表に独特の書体でを切ることが特徴です。

本刀においても宗次の作風らしく、華やかな焼刃刃中の働きが豊富で、まさに志津風の作柄が見て取れます。さらには、豪壮な姿でありながらその鍛えには古雅な趣も感じられるなど、非常に優れた仕上がりを見せる1振になっているのです。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別重要刀剣
時代 時代
安土桃山時代
刀剣種別 刀剣種別
打刀
銘
刀工 刀工
伊予掾源宗次
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
その他(肥前国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
展示場所 展示場所
長さ 長さ
(cm)
70.3
反り 反り
(cm)
1.5

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「刀剣名刀図鑑」から「刀 銘 肥前国住人伊予掾源宗次」の詳細ページです。
「刀 銘 肥前国住人伊予掾源宗次」にまつわる逸話や解説、イラストだけでなく、鑑定区分や作刀された時代、代表的な所有者や展示されている施設などをご覧いただけます。
数ある日本刀の中でも「名刀」として現代まで伝えられてきた「刀 銘 肥前国住人伊予掾源宗次」の姿を、「刀剣名刀図鑑」でお楽しみください。
刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」の掲載内容は、刀剣・甲冑の基礎知識をはじめ、日本刀の歴史や雑学、日本刀にまつわる歴史人や合戦、名刀を生み出した名工に関する情報などをご紹介。日本刀に関するSNS、各種アプリゲーム、日本の歴史川柳、四字熟語といった楽しむコンテンツも充実。刀剣や鎧兜に関する様々な情報を、あらゆる角度からバーチャルの世界でお楽しみいただけます。

もっと見る▼
注目ワード
注目ワード