• 重要刀剣
  • 江戸時代 後期

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刀 銘 奥州白川臣手柄山正繁
寛政九年八月日於武陽駿岱作之 /ホームメイト

刀 銘 奥州白川臣手柄山正繁 寛政九年八月日於武陽駿岱作之

「正繁」は、播磨国姫路(はりまのくにひめじ:現在の兵庫県姫路市)の刀工。同地にある手柄山のふもとに住んだことから「手柄山」を称するようになりました。1788年(天明8年)、陸奥白河藩(むつしらかわはん:現在の福島県白河市)第3代藩主「松平定信」(まつだいらさだのぶ)に知行500石でお抱え鍛冶となり、江戸にて鍛刀するようになります。

そののち、1803年(享和3年)に甲斐守を受領。定信より寵愛を受けた正繁は晩年に「神妙」の2字を賜り、自身が納得のいくでき映えとなった作品のに切っていたとされています。

本刀は正繁が得意とする濤瀾(とうらん)乱れの作風がよく現れた刀。その刃文は大互の目乱れ深く、小沸(こにえ)もよく付いており、が太く入っています。

名家・著名人の日本刀 名家・著名人の日本刀
名家・著名人と「刀 銘 奥州白川臣手柄山正繁 寛政九年八月日於武陽駿岱作之」の関係についてご紹介します。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
重要刀剣
時代 時代
江戸時代 後期
(新々刀)
刀剣種別 刀剣種別
打刀
刀工 刀工
-
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-
(武蔵国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
69.5
反り 反り
(cm)
1.5

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「刀 銘 奥州白川臣手柄山正繁 寛政九年八月日於武陽駿岱作之」は江戸時代 後期に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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