• 未鑑定
  • 室町時代

やり めい かねとしさく

槍 銘 兼歳作 /ホームメイト

槍 銘 兼歳作

を作刀した「兼歳」のからも分かるように、「美濃伝」(みのでん)における刀工の特徴のひとつは、刀工名に「兼」(かね)の字を冠することにあります。

南北朝時代、大和国(やまとのくに:現在の奈良県)から移住して来た「兼光」(かねみつ:「元重」[もとしげ]などの説もあり)を始めとした関の刀工により、「鍛冶座」(かじざ)と称された自治組織が結成され、「兼」の字は、そのメンバーである証しとして、彼らの銘の通字に用いられていました。

「兼歳」は、明応年間(1492~1501年)頃に作刀していたと伝わる関の業物(わざもの:名工によって鍛えられた切れ味に優れた日本刀のこと)の名工。「関七流」(関の刀工たちの中で形成された7つの流派)の何れの派になるかは不明ですが、刃文は美濃伝特有の尖り刃(とがりば)が交じり、板目肌柾目(まさめ)が交じる、地刃共に出来の良い1振です。

名家・著名人の日本刀 名家・著名人の日本刀
名家・著名人と「槍 銘 兼歳作」の関係についてご紹介します。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
未鑑定
時代 時代
室町時代
(末古刀)
刀剣種別 刀剣種別
刀工 刀工
兼歳
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
美濃伝
(美濃国/岐阜県)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
28.8
反り 反り
(cm)
0

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「槍 銘 兼歳作」は室町時代に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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