• 特別保存刀剣
  • 江戸時代 後期

わきざし めい すいしんしまさつぐ

脇差 銘 水心子正次 /ホームメイト

脇差 銘 水心子正次

脇差の所有者であった馬場家は、「木曽義仲」(きそよしなか)を先祖とし、「関ヶ原の戦い」のときに、「馬場昌次」(ばばまさつぐ)が「徳川秀忠」に拝謁。美濃国(現在の岐阜県)の「明知城」・「岩村城」攻めに功を挙げ、美濃国土岐郡釜戸村に1,600石を領し、のちに2,000石に加増され、明治に至った名家です。

(なかご)の裏銘には「馬場氏」とあり、これは「馬場克昌」(ばばかつまさ)のこと。克昌は、江戸時代後期の旗本で、博物学者・植物画家でもあった人物です。父は日光奉行の「馬場讃岐守尚之」(ばばさぬきのかみなおゆき)。克昌は1812年(文化9年)に家督を継ぎました。

本脇差は、3代「水心子正次」(すいしんしまさつぐ)の作品で、地鉄(じがね)は柾目(まさめ)が詰んで地沸(じにえ)付き、沸出来互の目乱れ(ぐのめみだれ)にが入っています。優れた作品として「新々刀大鑑」(しんしんとうたいかん)にも所載されている名刀です。

名家・著名人の日本刀 名家・著名人の日本刀
名家・著名人と「脇差 銘 水心子正次」の関係についてご紹介します。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別保存刀剣
時代 時代
江戸時代 後期
(新々刀)
刀剣種別 刀剣種別
脇差
刀工 刀工
水心子正次
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-
(武蔵国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
馬場克昌 →
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
42.1
反り 反り
(cm)
0.8

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「脇差 銘 水心子正次」は江戸時代 後期に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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