• 特別保存刀剣
  • 江戸時代 中期

かたな めい びっちゅうのかみたちばなやすひろ

刀 銘 備中守橘康広 /ホームメイト

刀 銘 備中守橘康広

刀工の名は、「橘康広」。紀伊国(きいのくに:現在の和歌山県)生まれで、「紀州石堂派」(きしゅういしどうは)の祖、土佐将監「為康」(ためやす)の子。紀州石堂派は、備前国(びぜんのくに:現在の岡山県福岡一文字末流の末裔と伝えられています。康広は、1657年(明暦3年)に備中大掾(びっちゅうだいじょう)、備中守を受領し、大坂に移住。

大坂石堂派」(おおさかいしどうは)の始祖として、繁栄に一翼を担いました。のちに、大坂石堂派を代表する名工、摂津の最上大業物「多々良長幸」(たたらながゆき)などを輩出。作風は、福岡一文字風の丁子刃で乱映りのあるものと、当時大坂で流行した、小(こにえ)出来での深い濤瀾刃(とうらんば)を焼くものがあります。

名家・著名人の日本刀 名家・著名人の日本刀
名家・著名人と「刀 銘 備中守橘康広」の関係についてご紹介します。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別保存刀剣
時代 時代
江戸時代 中期
(新刀)
刀剣種別 刀剣種別
打刀
刀工 刀工
橘康広
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-
(摂津国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
75.4
反り 反り
(cm)
1.6

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