• 特別保存刀剣
  • 明治時代

かたな めい たいりゅうさいむねひろ

刀 銘 泰龍斎宗寛 /ホームメイト

刀 銘 泰龍斎宗寛

刀工の「泰龍斎宗寛」は、古くから師「固山宗次」と共に、大変良く切れる刀を作る刀工として人気がありました。1818年(文政元年)、奥州白河に大野平蔵の子として誕生。1848年(嘉永元年)に下総古川藩工に選ばれます。1852年(嘉永4年)ごろ、藩命で江戸に上がり「固山宗次」(こやまむねつぐ)に入門。

本刀は、鍛えは小板目がよく詰み映りはかすか。刃文互の目(ぐのめ)、丁子足が入り、尖り刃も交ります。勝ち小沸(こにえ)つきますが、ところどころ荒沸ついて地にこぼれます。彫物は、表が剣巻龍、裏が護摩箸です。

現存する親子合作はこの刀のみで、息子の寛次も父宗寛に引けを取らない刀身彫の名手だったことが分かります。大変貴重な1振です。

名家・著名人の日本刀 名家・著名人の日本刀
名家・著名人と「刀 銘 泰龍斎宗寛」の関係についてご紹介します。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別保存刀剣
時代 時代
明治時代
(新々刀)
刀剣種別 刀剣種別
打刀
刀工 刀工
泰龍斎宗寛
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-
(東京)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
67.4
反り 反り
(cm)
0.8

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「刀 銘 泰龍斎宗寛」は明治時代に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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