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よろいどおし めい ちょううんさいつなとし てんぽうななねんはちがつび
本鎧通を制作した長運斎綱俊は、水心子正秀の門人で、江戸新々刀期の備前伝を得意とする刀工の中で、技倆(ぎりょう)が抜き出ていた幕末の名工のひとりです。
本鎧通は、重ねの分厚い切先諸刃造(きっさきもろはづくり)で、深めの反りの付く珍しい姿。匂出来(においでき:匂が刃文全体を覆うような様)の直刃(すぐは)に足が入る刃文に、小板目詰み地沸微塵に付く地鉄(じがね)はともに明るく冴え、綱俊の長所が現われています。
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刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」。こちらのページは刀剣写真・日本刀画像一覧の詳細情報ページです。「鎧通 銘 長運斎綱俊 天保七年八月日」は江戸時代に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。刀剣・日本刀の総合情報サイト「刀剣ワールド」では、より多くの方に刀剣・日本刀・甲冑(鎧兜)の素晴らしさを広めるため、様々な情報を発信していきます。