• 重要刀剣
  • 室町時代 後期

かたな めい むらまさ

刀 銘 村正 /ホームメイト

刀 銘 村正

村正(むらまさ)は室町時代後期の伊勢国(現在の三重県)を代表する刀工で、伊勢国桑名の地に在住しました。

村正の名前は数代にわたって続いていますが、現存する最古の作品は1501年(文亀元年)のもので、通説では文亀頃の村正を初代、天文頃(1532~1555年)の村正を2代、天正頃(1573~1592年)の村正を3代としています。このなかで、2代村正は最も技術が優れ、作刀も多く現存しており、(なかご)の銘振りも巧みです。

本刀は、日本美術刀剣保存協会鑑定において、銘字の書風と茎の仕立から2代村正の作とみられています。やや寸法がつまり先反りの強く付いた姿です。鍛えは板目肌(いためはだ)が詰み、流れ肌を交えて、地沸(じにえ)が付き、地景(ちけい)が入ります。

刀身の表裏で刃文の模様が揃うのは村正の特色。刃区(はまち)のあたりから焼出し風の直刃(すぐは)で始まり、小湾れを基調に互の目(ぐのめ)が交じります。出来が良く、地刃も健全です。

伊勢国村正/ペティナイフ/120mm
「伊勢国村正」の銘が入った名博メーハクオリジナルのペティナイフです。
伊勢国村正/牛刀/180mm
「伊勢国村正」の銘が入った名博メーハクオリジナルの牛刀です。
伊勢国村正/三徳包丁/180mm
「伊勢国村正」の銘が入った名博メーハクオリジナルの三徳包丁です。
洋出刃包丁/165mm
「伊勢国村正」の銘が入った名博メーハクオリジナルの洋出刃包丁です。
名古屋刀剣ワールド オリジナル模造刀/太刀 銘 包永(金象嵌)本多平八郎忠為所持之 レプリカ
刃物の町、岐阜県関市にて本物と同じ工程で造られた特別な模造刀「太刀 銘 包永(金象嵌)本多平八郎忠為所持之」
名古屋刀剣ワールド オリジナル模造刀/短刀 銘 備州長船住長義(名物大坂長義) レプリカ
刃物の町、岐阜県関市にて本物と同じ工程で造られた特別な模造刀「短刀 銘 備州長船住長義」
名家・著名人の日本刀 名家・著名人の日本刀
名家・著名人と「刀 銘 村正」の関係についてご紹介します。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
重要刀剣
時代 時代
室町時代 後期
(末古刀)
刀剣種別 刀剣種別
打刀
刀工 刀工
村正
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-
(伊勢国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
66.6
反り 反り
(cm)
2.2

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」。こちらのページは刀剣写真・日本刀画像一覧の詳細情報ページです。
「刀 銘 村正」は室町時代 後期に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
刀剣・日本刀の総合情報サイト「刀剣ワールド」では、より多くの方に刀剣・日本刀・甲冑(鎧兜)の素晴らしさを広めるため、様々な情報を発信していきます。

もっと見る▼
注目ワード
注目ワード