• 特別保存刀剣
  • 江戸時代 末期

わきざし むめい かおう(とくがわよしあつ)

脇差 無銘 花押(徳川慶篤) /ホームメイト

脇差 無銘 花押(徳川慶篤)

本刀は、水戸藩の10代藩主「徳川慶篤」(とくがわよしあつ)が自ら打った大小(だいしょう:打刀脇差)の脇差です。

徳川慶篤は、水戸藩9代藩主「徳川斉昭」(とくがわなりあき)の子であり、江戸幕府15代将軍の「徳川慶喜」(とくがわよしのぶ)の兄にあたる人物。

1864年(元治元年)に起きた天狗党の乱をめぐって、藩政の舵取りには苦慮しましたが、徳川慶喜の助言も受けながら尊王攘夷派への懐柔策を行ったことで、水戸徳川家が朝敵となるのを免れるといった成果を出しました。

大小セットの打刀と比べると刃文(はもん)の高さが低くおとなしめに見えるものの、丁子を主体とした作風は同様です。地鉄板目肌がところどころ流れ、地沸(じにえ)が付きます。刃長が38cmとやや短め、平造りの脇差で、南北朝期の寸延び短刀を思わせる姿です。

名家・著名人の日本刀 名家・著名人の日本刀
名家・著名人と「脇差 無銘 花押(徳川慶篤)」の関係についてご紹介します。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
特別保存刀剣
時代 時代
江戸時代 末期
(新々刀)
刀剣種別 刀剣種別
脇差
刀工 刀工
徳川慶篤
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-
(常陸国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
徳川慶篤 →
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
長さ 長さ
(cm)
38.0
反り 反り
(cm)
0.3

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「脇差 無銘 花押(徳川慶篤)」は江戸時代 末期に制作された刀剣・日本刀です。武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。表示された詳細情報を通じて詳しくなったあとは、実際に観てみるのも良いかもしれません。
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