甲種特別貴重資料
こうしゅとくべつきちょうしりょう
日本武具甲冑研究保存会による鑑定で、「重要文化資料」に準ずる価値があると評価された美術工芸品のこと。
写真・動画を観る文化財保護法により、美術、工芸、書跡・典籍、歴史資料などの有形文化財の中で、重要文化財と指定された物の中でも、世界文化の見地から「国民の宝」であると言えるほど価値が高い物。甲冑、武具は工芸の1種。文化審議会の審議を経て、文部科学大臣によって指定される。
詳細を見る小桜韋(こざくらがわ)を、さらに黄色で重ね染めた物。染料はイネ科の植物の刈安(かりやす)、梔子(くちなし)などを用いた。小桜韋の白地は黄色に、藍地は黄色がかった緑の萌黄色に変化する。